こんにちは! 観世音terrace(カノン照らす)へようこそ。かのん けい です。
今回は、四柱推命のベースとなる「命式(めいしき)」についてお話しします。 難しそうな言葉に聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、あなたが生まれた【年・月・日・時間】から導き出す「あなただけの性質を表した表」のことです。
四柱推命では、生まれた瞬間の「空気(エネルギー)」を体内に取り込むことで、その人の性格や運命が決定づけられると考えます。
生まれた瞬間を、十干(天干)と十二支(地支)の組み合わせに変換し、【年柱・月柱・日柱・時柱】という4つの柱に当てはめる。 これによって完成するのが「命式」であり、まさに一人ひとりの「命の方程式」なのです。
1. 命式を構成する「天干」と「地支」のおさらい
前回のブログでお話しした「天干(てんかん)」と「地支(ちし)」を覚えていますか? この2つの要素が組み合わさって、命式は作られています。
- 天干(てんかん): 五行(木・火・土・金・水)にそれぞれ「陽」と「陰」があるため、5×2=10種類。そのため「十干(じゅっかん)」とも呼ばれます。 (甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)
- 地支(ちし): 昔話の《十二支のはじまり》でもお馴染みの、12種類の動物たちです。 (子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)
実はこの「地支(十二支)」は、年(生まれ年)だけでなく、月、日、時間、さらには方位にもすべて割り当てられているのです。
2. 実は身近な「十二支」!時間や方位のひみつ
私たちが普段何気なく使っている言葉にも、十二支は深く関わっています。

① 時間を表す十二支
例えば、お昼の12時を「正午(しょうご)」と言ったり、それより前を「午前」、後ろを「午後」と言いますよね。 これは、昔の時間の数え方で、お昼の12時前後が「午(うま)の刻」にあたることが由来です。
② 方位を表す十二支
方位も十二支で表すことができます。
- 北 =「子(ね)」
- 東 =「卯(う)」
- 南 =「午(うま)」
- 西 =「酉(とり)」
地球の北極と南極を結ぶ線のことを「子午線(しごせん)」と呼びますが、これも「北(子)」と「南(午)」を結ぶ線、という意味から来ているんですよ。
3. 【おもしろ雑学】「酉(とり)」の漢字に隠されたメッセージ
ここでちょっと面白い余談をひとつ。
十二支の「酉(とり)」という漢字ですが、これに「さんずい」をつけると「酒」という字になりますよね。
実は「酉」の字は、もともと「徳利(とっくり)のような酒壺」の形から生まれた象形文字なのです。そのため、大昔は「酉」という一文字だけで「お酒」という意味を持っていました。その後、水を表す「さんずい」がついて、今の「酒」という漢字が生まれたと言われています。
昔の時間の数え方では、1日の仕事を終えてお酒を楽しむ時間帯(午後5時〜7時)が、まさに「酉の刻」。
さらに、「酢」「酵母」「醤油」など、発酵してできる調味料の漢字には、どれも「酉」が入っていますよね。ここから、酉には「成る」「実る」「成熟する」という意味が含まれるようになり、非常におめでたく縁起の良い性質を持つようになりました。
四柱推命の命式は、こうした目に見えない時間や方位のエネルギーがぎゅっと詰まった、とても神秘的な方程式なのです。
次回の「命式パートⅡ」では、命式の中にある【4つの柱(年・月・日・時)】がそれぞれ持つ具体的な意味についてお話ししていきます。




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