【四柱推命ってなぁに】 日干が「甲(きのえ)」の人 〜天に向かって真っすぐ伸びる『大樹』の魂〜

こんにちは! 観世音terrace(カノン照らす)へようこそ。 かのん けい です。

今回からは、四柱推命の命式において、最も重要な「自分自身」を表す要、「日干(にっかん)」について1種類ずつ詳しく紐解いていきたいと思います。

1. 四柱推命の要「日干(にっかん)」とは?

命式の中の「日柱(生まれた日)」の天干にある星のことを「日干」と呼びます。

四柱推命において、日干は「天から与えられた性質」であり、あなたがこの世に誕生するときに、自分の財産として持ってきた魂のようなものです。ここを読み解くことで、あなたの本質的な資質や性格がハッキリと分かります。

✨ あなたの日干の調べ方

インターネットで「干支カレンダー」と検索して、あなたの生年月日を調べるのが一番早くて簡単です!

(例)2000年1月1日生まれの方の場合 日の干支は「戊午(つちのえ うま)」になります。 この場合の「日干」は左側の**「戊(つちのえ)」**となり、この方は陽の土の性質を持っていることが分かります。 ※隣の「午(うま)」は地支(十二支)といい、こちらも性格や性質に深く関わってきます。

ご自身の日干が何になるか、ぜひ調べてみてくださいね。

2. 「甲(きのえ)」の人が持つ本質と魅力

それでは、10種類ある十干のトップバッター、「甲(きのえ)」の人についてお話ししていきましょう!

日干が「甲」の人は、五行では「木」、陰陽では「陽」のエネルギーを持っています。 自然界に喩えると、まさに「大木(たいぼく)」「幹のある立派な樹木」です。

甲の人は、『天に向かって上へ上へと伸びる性質』と『大地にしっかり根を張る性質』を生まれ持ち、以下のような素晴らしい魅力にあふれています。

  • あくなき向上心と努力家 自分がこれだと決めた道を全力で突き進みます。目標に向かって常に努力し、成長し続けようとする姿は、まさに大空へ枝を伸ばす大樹そのものです。
  • 情に厚いリーダー気質(五常の『仁』) 人が守るべき5つの道徳「仁・礼・信・義・智」の中で、木は『仁(じん)』の性質を持っています。他者を慈しみ思いやる、寛大で人情に厚い親分肌。頼られると断れない優しさがあります。
  • まっすぐで誠実 曲がったことが大嫌いで、正直者。堂々とした風格と威厳があり、強い意志を持っています。

どちらかといえばじっくり大成していく「大器晩成型」の方が多いのも特徴です。

3. 「大樹」だからこその弱点とアドバイス

どんなに立派な大樹にも、実は繊細な一面があります。甲の人の愛すべき弱点(チャームポイント)も見ていきましょう。

💔 実は挫折に弱い「ガラスのハート」

雨の日も風の日も堂々と立ち続ける樹木ですが、限界を超えるとポキッと折れたり、倒れてしまう危うさがあります。普段から目的意識が強く、プライベートも高い甲の人だからこそ、一度挫折したときのダメージが大きく、立ち直るのに少し時間がかかってしまう傾向があります。また、少し頑固になってしまうことも。

💢 ちょっと怒りっぽい?五臓の『肝』

五行では、木は体の「肝(かん=肝臓)」に対応しています。そのため、エネルギーが昂るとちょっとしたことでカッカしやすく、怒りっぽくなってしまうのも木の特徴です。

4. カノンテラスから「甲」の人へのメッセージ

常に目標に向かって真っすぐ成長していく「甲」のあなたへ。 とても素敵で格好いい生き方ですが……少し頑張りすぎていませんか?

自分に厳しい甲の人ですから、たまには木陰でほっと一息、リラックスする時間を作ってあげてくださいね。

大きな樹木に、蝶や鳥たちが蜜や木の実を求めて集まってくるように。 たくさんの動物たちが心地よい木陰を求めて寄り添ってくるように。

甲の人の周りには、自然とたくさんの人や素敵なご縁が集まってきます。 もし試練や挫折があっても、それを乗り越えたときには、あなたはもう一回り大きな大樹へと成長しているはずです。

……実は、そういう私も日干は「甲(樹の人)」なんです!(笑)

すべてを受け入れ、周りにたくさんのものを与え続けられる、そんな温かく頼もしい樹のような人でありたいな、と日々感じています。

次回は、同じ「木」のグループでも、甲とはガラリと雰囲気が変わる「乙(きのと)」の人について紐解いていきます。どうぞお楽しみに!