もうすぐ、お盆ですね。
お盆は先祖の霊があの世から帰ってきて、
家族とともにひとときを過ごし、再びあの世に帰っていくという
日本古来の祖霊信仰と仏教が結びついてできた先祖供養の儀式です。
私の故郷では、畑で獲れたナスやきゅうりに
割りばしで足をついて、仏壇にお供えします。
『精霊馬(しょうりょううま)』『精霊牛(しょうりょうし)』

馬は、足が速いので家族のもとに一刻も早く帰ってくるように、
牛はあの世にお帰りになる際にたくさんのお土産を牛に乗せて
ゆっくりお帰り頂くようにとの願いが込められているそうです。
先祖を思う気持ちが温かく、なんだか心がほっこりします。
そして、盆提灯を灯すと本当に幻想的です。
この盆提灯も迎え火と送り火の役割
盆提灯の灯りでご先祖さまが迷わず帰れるよう目印として飾るんですって。

迎え盆と送り盆では、汗だくになりながら、
たくさんの天麩羅を揚げておもてなしします。![]()
今でこそ、海老やイカなども揚げますが、昔は野菜だけの精進でした。
それでも、油をたっぷり使う天麩羅はご馳走だったそうですよ。

そう、お盆では殺生してはいけないと、
よくおばあちゃんから言われたのを覚えています。
魚を釣って食べるのもこの時期は殺生にあたるので控えるのです。
仏教では、「五戒」という教えがあり、生き物の殺生を禁じています。
お盆の間は、ご先祖様の霊に感謝するという意味も込めて、
ご先祖さまが好きだったものを思い出しながら、
肉や魚を使わず、穀物や野菜、果物などの精進料理をお供えします。
日本人は特にご先祖さまを敬い、大切にする民族なんでしょうね。
1年の間に、春と秋のお彼岸、そしてお盆と
亡くなられた方との接点を大切にします。
その思いは通じて、見えないところで私たちを見守って下さっています。
今、ここにいるのもご先祖さまからの命のリレーで、バトンを繋いだから。
縦のご恩に感謝です。![]()
お盆の4日間、ご先祖さまに思いを馳せながら、
穏やかな気持ちで過ごしたいと思います。合掌
観世音terrace(カノン照らす)を
みつけてくださり、ありがとうございます。
このご縁に感謝です![]()










