気を巡らす優等生 らっきょうの酢漬け

梅雨入りまじかですね。雨

スーパーや青果店では、青梅につづき、らっきょうも並ぶようになりました。

梅酒を漬けられる方は多いと思いますが、らっきょうはハードルが高いと思って敬遠されていませんか?

甘酢を作るのはちょっと…という方には市販のらっきょう酢も販売されていますので、気軽につけることが出来るんです!

何年かぶりで、私もトライしてみました。ちなみに、らっきょうは中国が原産です。ユリ科ネギ属の野菜であるらっきょうは、古代の医学書にも取り上げられるほど薬効が高いことから、   『畑の薬』ともいわれています。食物繊維も豊富に含んでいるんです。

痩せた土地でも生育し、砂丘地での栽培も可能なことから鳥取砂丘がらっきょうの産地としても有名です。

気の巡りをよくする食材として、らっきょうは有効なんです。

春は【肝の季節】といわれています。

入学、就職などで新生活を始められる方も多いのですが、気温や生活環境の変化など、緊張などによるストレスによって体調を崩しやすいとされています。

外因要因だけでなく、気持ちが乱れやすく、イライラや落ち込みなど精神不安に陥りやすくなるには理由があります。というのも、陰陽五行の木火土金水では、春は『木(もく)』にあたり、五臓では『肝(かん)』との関係性が深いと考えるからです。

陰から陽へ移り変わる春の季節は草木が生い茂り、上に伸びていくように私たちの身体も活動的になり、気や血の巡りが活発になります。

肝臓の一番の重要な働きは、血の浄化ですが、冬に蓄積した脂肪や老廃物が、春に一気に血液中に溶け出すため、肝臓への負担が増えると考えます。そのため、肝臓の働きが低下している場合、この時期特有の不調が起こりやすくなるというわけです。

少し難しくなりますが、西洋医学での『肝臓』と東洋の『肝』は同じようで、違った解釈を持っています。この肝が低下していると、気血の巡りが悪くなり理由もなく落ち込んでしまったり、不安感、イライラなど、精神不安の症状があらわれてしまうのです。

このような症状を、『気滞(きたい)』といい、気が滞ったことによるものと考えます。    また、春は、五味でいうと『酸味』。酢で漬けるらっきょうは、まさにこの時期、積極的に摂るといいですね。

らっきょうは、漬けて3日後から食べられるそうですよ~

ありがたいですね飛び出すハート

らっきょうの健康効果、こんなにあります!ラブ

◎気血の巡りを改善

◎便秘解消(食物繊維が豊富)

◎がんを予防・抑制する

◎疲労回復

◎腸内環境を整える

◎皮膚や粘膜、髪の毛を健康的に維持

◎美肌

◎むくみや高血圧の予防

◎老化防止

◎糖の吸収を穏やかにする

◎生活習慣病の予防・改善

◎コレステロール値を下げる

◎食欲不振

◎風邪の症状を緩和

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らっきょうを漢方の薬膳の視点からみますと

【五味】辛 【五性】温 【帰経】肺・胃・大腸

漢方でみる気滞(きたい)と瘀血(おけつ)体質の方にお勧めです。

気滞はさきほどふれましたように、精神的ストレスなどにより気の巡りが悪くなることで、不安感、イライラ、不安感などの症状があらわれます。

喉に異物感を感じたり、お腹の張りや軟便・便秘の症状も…。

瘀血(おけつ)は、血の流れが悪くなり、滞っている状態です。東洋医学における「血」は、血液や体液だけでなく、血液中に含まれている栄養素も含んでいて「血」の巡りが悪く滞ると、体に栄養素が巡らない状態になります。

巡りが悪いことから、皮膚のトラブル(しみ、ニキビ、肌あれ)や血行が滞ることによる肩こりや関節痛、頭痛などがおきやすくなります。

参考レシピ

らきょう・・・・1kg

甘酢

酢・・・・・・・500㏄

砂糖・・・・・・200g

みりん・・・・・  60㏄

塩・・・・・・・  60g

鷹の爪・・・・・・3本(3つの瓶にそれぞれ1本づつ)

①らっきょうを洗います。

②らっきょうの皮をむきます。

③頭と根を切り落とします。

④甘酢の材料は火にかけ、 ひと煮たちしたら火を止め冷まします。

⑤瓶にらっきょうを詰めて、鷹の爪を入れ甘酢を注ぐ。

甘酢ですが、スーパーで売っているらっきょう酢を使うと簡単です。

1日4粒を目途に召し上がるといいようです。